投資をはじめてから薄々と会計資料を読む力が必要だと感じていました。
そのため今年は日商簿記3級を受験して会計の基礎を学ぶことにしまして、なんとか合格することができました。
受験するにあたって気を付けるポイントや気づきがありましたので書いていきます。

受験方法がわからない方・ネット試験で受験される方はぜひご覧ください。
日商簿記3級について
日商簿記3級は商業簿記と呼ばれる内容から出題されます。
商売で必要となる記録を取り、決算時に必要な書類を作成するための基礎知識を学ぶことができます。
試験時間は60分で出題数はおおくくりで3問となっています。
合格基準は70%以上正解で合格となります。平均的な合格率は50%前後となっています。
問題の内訳
第1問 仕訳問題
第1問が仕訳と呼ばれる基礎的な問題です。全部で15題問題があります。
ここで配点が45点あります。

基礎的な問題で配点も大きいので合格するためにはほぼ満点を目指したいです。
第2問 勘定記入・補助簿の作成など
第2問は勘定と呼ばれる各取引の記録を行う項目や、補助簿と呼ばれるものに記入していく問題です。
ここもだいたい2題に分かれて出題されます。配点は20点あります。

勘定の問題は回答を基に次の回答の数値を導き出す問題もありますので、しっかり把握しておかないと全然点数が取れません
出題される範囲も結構広く、しっかりと覚えておかないと点数がとれないところになります。

2題目に出てくる使用する補助簿を記入する問題は、かなり簡単ですのでここも点数を落とさないようにしたいです。
第3問 決算書類の作成
ここは残高試算表や合計試算表などを基に決算書類と呼ばれる損益計算書や貸借対照表という書類を作る問題です。
ほとんど穴埋めになっているのですが、ここも各回答が結びついているので1つ間違えると連鎖して間違えることになります。
配点は35点ありますので、なかなか配点数も多いです。

何回も繰り返して練習すれば難しい問題ではないです。慎重に解けば確実に点数が取れます。
日商簿記3級を受験する方法
簿記を受験するには2つの受験方法があります。
近くの商工会議所などでの試験
1つ目は近くの商工会議所で開催される試験方法です。こちらは筆記での試験になります。
日本商工会議所のホームページなどから受験申し込みができます。
また近くの商工会議所からも受験申し込みができるみたいですが、受付時間なども決まっているみたいです。
下記にあるリンクから受付時間などは調べることができますので、ぜひ参考にしてください。
ネット試験
2つ目はネット試験と呼ばれる試験方法です。
各都道府県で決められた試験会場から好きな試験会場や時間を選択して受験することができます。

時間を自由に選択することができるので気楽に受験できるネット試験をおすすめします。
商工会議所での試験は年に3回開催されますが、他にも受けたい試験などがあるとなかなか受験するタイミングが難しいです。
ネット試験であれば好きなときに受験できるので他の試験との日程をみて受験することができます。
ネット試験をおすすめする理由
他にもネット試験をおすすめする理由があります。
記述が簡単で早い
ネット試験はお察しの通りパソコン画面に問題が出題され、記入していきます。
テンキーで入力することもでき、カンマなども自動で反映されますので回答の確認がスムーズにできます。
緊張で手が震えたり、字が汚くなり読めなくなる心配もありません
受験時間が早くはじめられる
例えば試験開始時間は10時からであっても、試験開始の30分前からログインができるようになり同時に試験を開始することができます。
試験時間までの長い試験説明など気にせず試験を始めることができますので、かなり楽です。
合否の結果がすぐにわかる
合否の結果が試験終了後すぐにわかります。
試験終了ボタンを押すと合否の結果がでますのでその日のうちに合否がわかることで次に受けたい試験などがありましたらすぐに気持ちが切り替えられます。
不合格でもまたすぐに受験ができる
一度不合格になってしまいますと、次の試験期間まで受験期間が空いてモチベーションが下がってしまいますが、ネット試験では試験日の翌日から再度申し込みができます。

鉄は熱いうちに打てと言いますが、早めに再試験にのぞめることはかなり大きなメリットですね!
ネット試験での注意点
これは自分のミスでもありますが、ネット試験では3問ある問題がそれぞれ別の画面で表示されます。
問題の画面を遷移するためにボタン操作が必要なのですが、私はあわててよく見てなかったこともあり間違えて試験終了ボタンを押してしまいました。
一度試験終了ボタンを押すともう戻すことはできないので、そこで試験が終了となっていしまいます。

自分も第1問が満点だったのに間違えて試験を終了させてしまい、努力が水の泡となりました。
簿記試験を受ける注意点
私は2020年度までのテキストを購入して勉強していましたが、どうも2021年から出題数や傾向が変わったみたいでした。

しっかりと新年度に適用した問題が記載されているテキストで勉強されることをおすすめします。
ということで今回は日商簿記3級をネット試験で受けることをおすすめしています。
問題の出題傾向などや時間は変わらないため、ネット試験の方が有利に受験を勧めることができると思います。
少し受験料が高くなりますが、かなりメリットは大きいと思います。

みなさんも頑張って簿記3級合格しましょう!
自分は次にビジネス会計検定という、損益計算書や貸借対照表を読む力が問われる試験に挑戦しようと思います。
また試験終了後にそちらについても記載できると思いますのでご期待ください!


他の試験を受けたことを記載している記事もありますので是非ごらんください。