バフェットの投資がわかる一冊!!!株で富を築くバフェットの法則

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世界一の投資家であり投資の神様とあがめられるウォーレンバフェットの投資哲学や手法についてわかる一冊をご紹介します!

昨年は日本株を購入したことでもかなり話題になりましたが、過去の投資事例や発言から見えるバフェットの投資対象となる法則を知りたい人も多いのではないでしょうか???

そんな方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

前回紹介した記事⇒マンガで投資の神様ウォーレンバフェットから学べるこの一冊!!!

今回ご紹介するのは
「株で富を築くバフェットの法則」という本です!!!

この本は全部で339ページとなっていますが、文字数も多く結構読むのに時間がかかりました。ただバフェットが好きな方なら、バフェットが投資した銘柄などについての話なども書かれていますので面白い一冊になると思います。

少し難しい話もあると思うので、いきなり初心者の方が読む本という感じはしませんが、投資を始めて何年か経ち投資対象に悩まれる方や、長期投資と言いながらも直近の株価に一喜一憂してしまう方などにはオススメの本です。

目次

本の構成

本の構成は以下のようになっています。

最新版に寄せて

ここではオークツリー・キャピタル・マネジメント会長兼共同創業者のハワードマークスという方が、バフェットの成功要因について述べています。

バフェットの成功要因が10個上げているのですが、ほとんどがその人間性を評価しているような項目が多いです。

忍耐強さであったり、他人の言葉に惑わされないようなメンタル面の強さを挙げられています。

第1章 世界最高の投資家はどのように生まれたか?

この章ではバフェットの生い立ちから、パートナーシップの誕生、バークシャーハサウェイが投資会社に変わっていく様が書かれていたりします。

バフェットは幼少期から様々なビジネスを経験したり、投資を経験したことで、感性を養っていきます。な

かでも初めて株式に投資を行ったシティーズ・サービスという会社での失敗談などは有名ですが、こういった体験を小さいころから体験していたことがとても良い経験になっているのですね。

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幼いころからたくさんの人から影響を受ける環境にあったからこそ、バフェットのようなスペシャリストが生まれているのですね!まさに環境が人を変えています!!!

第2章 バフェット流投資の原点

この章ではバフェットの投資手法を確立していく中で、大きく影響を与えた3名について書かれています。1人目はバフェットの一番尊敬する投資家であり、恩師でもあるベンジャミン・グレアムです。

グレアムは「賢明なる投資家」という本を出版していたのですが、その本を読んでバフェットはグレアムにあこがれ崇拝し、コロンビア大学大学院へ入学して講義を受けるほど尊敬していました。

その後一度断られはしたもののグレアムの元で働くこともあり、バフェットに一番影響を与えた人物です。

2人目はフィリップ・フィッシャーです。フィリップ・フィッシャーからは成長性や集中投資について学んだとされています。

バフェットは「フィッシャーの「超」成長株投資」という本を読んだ後、フィッシャーに直接会いに行き話をしていくなかで、影響を受けフィッシャーから集中投資や事業や会社の経営状況をみるなど、新たな視野を広げて投資することにつなげています。

バフェットがよく自分の理解できるものにのみ投資するとおっしゃっているのはフィッシャーの影響があるようです。

3人目は今でもバークシャーハサウェイで投資パートナーとして一緒に仕事をしている、同社の副会長のチャーリー・マンガーです。

マンガーは元々バフェットと同じオマハの出身で、弁護士をしていました。そんな中バフェットと意気投合して、投資会社を共同経営していくまでの中になりました。

元々バフェットはグレアムの影響もあり、バリュー投資を行っていましたので、本質的価値よりも割安な銘柄を買う事に重きを置いていました。

しかしマンガーと共同で投資していく中で、割安でなくても良質な企業を買うことを学び、マンガーの影響もあり、様々な優良企業に投資することができました。

このようにバフェットは3人の著名投資家から影響を受け、世界最高の投資家へとなっていきました。

私も賢明なる投資家は読んだことあるのですが、バリュー投資の考え方は洗練されていて今でも十分参考になる本でもあります。フィッシャーやマンガーの本も合わせて読みたいですね!!!

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チャーリー・マンガーは現在97歳とかなりのご長寿ですが、今でもバークシャーハサウェイの株主説明会に自ら参加してバフェットと共に株主の質問に答えているというすごく元気なベテラン投資家でもあります!

第3章 12の原則で事業を買う

ここで言われている原則は以下の項目です。

事業に関する3つの原則

  • シンプルで理解できる事業か
  • 安定した事業実績であるか
  • 長期的に明るい見通しがあるか

経営に関する原則

  • 経営者は合理的か
  • 株主に率直に話せる経営者か
  • 組織の修正に屈しない経営者か

財務に関する原則

  • 1株当たりの利益ではなく、自己資本利益率を上げようとしているか
  • 「オーナー利益」を考えているか
  • 利益率の高い企業を探しているか
  • 1ドル利益を留保したら、企業の市場価値もい1ドル以上あがるように心がけているか

市場に関する原則

  • 事業の価値はどれくらいか
  • その事業を価値よりもはるかに安い金額で買収することは可能か

この12の原則をすべて確認するのはなかなか難しいですが、事業に関する原則、財務に関する原則などは簡単に調べられそうなので、今後の投資先を探すときに活用できるといいですね。特にフィッシャーも言っている、自分が理解できる企業・事業に投資をすることで他の企業との競争優位性などがわかると思います。そういった細かなルールを徹底して守ることができるのがバフェットの強味なのですね。

第4章 9つのケーススタディで学ぶバフェットの投資法

この章ではバフェットが実際に企業に投資した時の状況を基にケーススタディとして紹介されています。紹介されている企業は以下の通りです。

  1. ワシントン・ポスト
  2. GEICO(ガイコ)
  3. キャピタル・シティーズ/ABC
  4. コカ・コーラ
  5. ゼネラル・ダイナミクス
  6. ウェルズ・ファーゴ
  7. アメリカン・エクスプレス
  8. IBM
  9. H・Jハインツ

このようなほとんど誰もが知るような有名な企業が挙げられています。アメリカン・エクスプレスへの投資は特に有名ですが、サラダオイル事件という詐欺事件に巻き込まれたアメリカン・エクスプレスの株を大量購入する話があります。

購入する前に実際に自分で地域のレストランなどに自分で足を運びアメリカン・エクスプレスのクレジットカードの利用者がどれくらいいるかなどを調べてアメリカン・エクスプレスに対する世間の信用などを確認してから投資をしたという話はとても面白いですよね。

最近自分で感じるのは2016年くらいからの日本マクドナルド、2018年くらいからの日本ケンタッキー・フライド・チキン、ワークマン・神戸物産なんかは、店先で人が増えその後テレビ取材などが急増し、株価が急上昇していましたがこういったものもバフェットの行動と同じように自分の足で確認できたのだなと感じていました。

直近ではコロナ禍でキャンプ需要が増えていく中で株価が低迷していたスノーピークが一気に4倍近くまで上昇し、まだまだ伸びる余地がありそうなのですが、需要に気付いたときにすぐに投資できるように日ごろから企業を分析しておくことが大事なのですね!!!

第5章 バフェットのポートフォリオ管理

ここではフォーカス投資、すなわち集中投資について記載されています。集中投資とは10銘柄くらいに投資先を絞り、そのなかでも優れた投資先に集中して資金を集めるようなことをしています。

これは安全マージンを見越してどれくらいまでなら投資しても良いかなどリスクを考慮したうえで集中投資をするのが一番リターンが良いというようなことも書かれています。

リターン・リスクともに多くの銘柄で分散するよりも15銘柄くらいで分散するのが一番結果がよく、市場を上回る可能性も高くなるのですね。

よくバフェットがインデックス投資を推奨しているという話がありますが、この集中投資をすることができないアクティブファンドなどに比べると勝ちやすくなるだけで、平均リターンは平凡なものになります。

「従来型の分散投資は無意味」とバフェットが発言するようにインデックスファンドが最高の投資なのではなく、そこそこのリターンを得るにはいいですよってくらいのことなのですね。

自分が知らない銘柄に何百社も投資するよりも自分の知っている優れた銘柄に5~15社くらいに投資していた方がよっぽど安心できるような気がします。

第6章 バフェットの投資心理学

この章ではバフェットのメンタル面の強さと、その他の個人投資家など負ける人との違いが、心理学などを交えながら紹介されています。

例えば「プロスペクト理論」と呼ばれる心理学では有名な学説があるのですが、損失の痛みは勝っているときの喜びよりも2倍の痛みを感じることにより損失を回避しようとする話であったり、ベンジャミングレアムの「ミスターマーケット」や「レミング・ファクター」といった群衆心理のような話もでてくるので面白い本になっています。

文面で読むと理解できても、いざ暴落が起きたり、仮想通貨などの値上がりなどもそうですが、群衆に引き釣られ投機的な行動に走ってしまうことも多々あるため、個人投資家はなかなか良い成績が残せないのですが、バフェットは強いメンタルと正しい知識を持ち合わせているため、群衆に合わせずに済むのですね!

第7章 投資に必要な忍耐力

この章では主に長期投資でのリターンと、人間の思考がいかに浅はかなところで止まっているかということが書かれています。

システム1とシステム2という話があるのですが、システム1は単純でわかりやすい情報が伝わる世界で時間がかからず単純な計算で済む世界。これはPERやPBRで判断するような単純な分析のことですね。

システム2は認識プロセスの中でじっくり考える部分で、きちんとしたやり方で時間をかけ、努力して行われる世界のことだそうです。

バフェットの行っている財務分析はシステム2にあたり、自分がいかに浅はかな計算だけで株式投資を行っているか痛感させられる章でもあります。

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これからはしっかり財務諸表などを読んで企業を知ることから始めたいです

第8章 なぜバフェットだけが偉大な投資家になれたのか

この章ではいかにバフェットが他の投資家に比べて上手く局面を乗り越えながら、偉大な投資家と呼ばれるようになったかが書いてあります。

そこには原則を守る徹底した投資と、しっかり財務分析をしながら本当に長期的な目線で企業を買うように投資をおこなってきたことが重要になっています。

この章で再度12の原則が掲載されているのですが、こういった原則を覚えるのは簡単ですが、実際に実践できるように心理的にも強くなっていけるといいですね。

人生においても忍耐強く生きることを教えてくれるバフェットの生き方は素晴らしいですね!!!

ピーターリンチの解説

最後には伝説のファンドマネージャーともいわれるピーターリンチが1994年にこの本の初版が出たときに寄せられた解説が書かれています。

ピーターリンチも「ピーターリンチの株で勝つ」という素晴らしい本を出しているので、その洗練された投資の考えは素晴らしいのですが、そのピーターリンチが最後に「バフェットの使った手段は、誰にでも使えるもの」と書いています。

なかなか実践するのは難しいですが確かに、見て理解しにくいものは無く実践すれば上手く取り込める物に思えます。

ピーターリンチの本を読むとわかるのですが、個人投資家がいかにプロに勝てるかという目線で考えている人でもありますのでそのピーターリンチも認めるわかりやすい手法なのですね

ということで今回は「株で富を築くバフェットの法則」を紹介しましたが、個人投資家で個別株を購入される方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

本の内容は少し難しいところもあるのですが、少しずつ読み進めていくとそれほど難しい法則は無いので実践しやすい投資手法になっています。

今後はこういった投資手法でスクリーニングした銘柄に投資して結果を書いていけると良いですね。結果がでるのは10年後とかですかね?(笑)

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この記事を書いた人

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2017年から投資を開始した旅行好き初心者投資家です
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