人気小説「破天荒フェニックス」から見る企業分析の大切さと難しさ

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今回はドラマ化もされた人気小説破天荒フェニックスを読んでみて感じた新興企業に投資する際の、企業分析の大切さと難しさについて書いていきたいと思います。

目次

破天荒フェニックスとは

破天荒フェニックスは株式会社オンデーズというメガネの販売会社
代表取締役の田中修治さんが書いたノンフィクション小説です。

このお話は実際に自分で体験したお話を基に書かれています。

田中さんが崖っぷちのオンデーズを企業買収するところから物語は始まります。

田中さんが買収した時点のオンデーズは売上20億円に対して負債が14億円あり

プロの目から見ても企業再生は難しいと言われている崖っぷち企業でした。

あまり書くとネタバレになるのですべては書きませんが、投資家が読むととても面白い小説になると思います。

そんな崖っぷちの企業をどうやって再生していくのか?

数ある試練をどう乗り越えるかという気持ちでドキドキしながら2日で読み切ってしまいました。

ds

この有益な小説を読んだ上で投資妙味のある会社とはどういった企業なのか考察します。

株式会社オンデーズおよびOWNDAYSは非上場企業です。

小説から読み解ける安心して投資できる条件

ds

この小説を読んで投資家として心がけることを考えてみました。

このリアルな小説を読んで私が投資する会社の条件は基本的に以下の条件にしたいと思いました。

投資する会社の条件
  • 有利子負債が少なく健全な経営を行っている会社
  • キャッシュをしっかりと生み出せる会社
  • 経営者の経営理念がしっかりと理解できる会社
  • 業績に表れない企業の本質的な強さを見る
  • 社会課題に対応した会社
ds

投資条件をもう少し小説の名場面を見ながら紐解いていきます。
※小説に出てくる順番とは前後します

有利子負債が少なく健全な経営を行っている会社

持ち金を計算する人
持ち金を計算する人

まずこの条件を挙げたのは何度も何度もオンデーズの足かせとなっていたのがこの負債でした。

田中社長体制になる旧経営陣が残した負の遺産が足かせとなっていました。

負債があると銀行の融資が取れず、次なるチャンスが出てきたときにも積極的に行動ができなくなります。

オンデーズは何とか資金をショートさせることなくギリギリのところで難局を逃れています。

ds

自分が投資している会社が、こんなギリギリの綱渡りだと思うとゾッとしますね

投資をする際は、四季報や決算短信にあるバランスシートなどを見て企業の健康状態を必ず確認したいです。

キャッシュをしっかりと生み出せる会社

キャッシュフロー
キャッシュフロー

負債があってもしっかりとキャッシュが生み出せていれば事業は継続できます。

その生み出すキャッシュが大きければ大きいほど健全に企業を増強できるようになります。

新体制となったばかりのオンデーズはまだ収益性も低くキャッシュを集めるのに苦労していました。

営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いたフリーキャッシュフローに注目してキャッシュリッチな会社に投資したいですね。

経営者の経営理念がしっかりと理解できる会社

今後の見通しイメージ
今後の見通しイメージ

経営者がしっかりと経営理念を持って経営を行っているのはもちろん、

企業の存在価値として一番重要な社会に対しての存在価値を見出している企業に投資をしていきたいと思います。

この物語ではメガネ販売業界の古い企業体制や・販売方法をどんどん変えていきます。

社会が求めている明瞭な価格でメガネを販売しているところや、

古い慣習にとらわれない事業モデルが成功した要因となっています。

なんでも新しくすればいいというものではなく、顧客が求めているものを届ける企業に投資したいです。

業績に表れない企業の本質的な強さを見る

ストロングポイント
ストロングポイント

このオンデーズという会社が海外進出時に三井住友銀行の部長さんが見抜いたように

経営状態もそうですが、企業の業績に表れない本質的な強さをしっかりと見たいと思います。

それまでの銀行や投資家は日本での業績しか見ず、また企業の本質的な強さに目を向けていませんでした。

そんな中三井住友銀行の部長さんだけがオンデーズの本質的な強さを見抜いていました。

それは海外での販売状況が良かったというだけではありません

接客や販売方法に加え洗練されたデザインや明瞭な価格設定など企業な本質的な強さが垣間見えました。

ds

私も投資を行う前にこういった企業の本質的な強さを見てから検討することの大切さがわかりました。

社会課題に対応した会社

様々な課題
様々な課題

田中社長が東日本大震災の際に感じたメガネの大切さ。

ある被災あれたおばあさんとの会話の中でメガネの大切さを改めて認識したそうです。

メガネは視力が悪い人にとっては生活必需品であり、生活インフラでもあります。

こういった大震災などで生活インフラと同様になくてはならないものだと気づかされたそうです。

まさに未曾有の出来事でもある大震災で気づくことはたくさんあったのだと思います。

またLINEなども東日本大震災の際に知名度を上げたと言われていますが、こういった状況にこそ

本当に社会にとって必要な会社がしっかりと見えてくるのですね。

またメガネの販売方法も明瞭ではなかったところを変革していくという社会課題を解決する企業だからこそしっかり生き残れているのだと思います。

投資家として心がけたいこと

様々な通貨
様々な通貨

上記の条件は自分を守る保身として心がけたいところです。

しかし実際問題社会課題を解決するために奮闘しているベンチャー企業や、

新興企業でなかんか上手くいっていないところも多いと思います。

小説の中で出てくる鯖江の社長さんや、三井住友銀行の部長さんのような
人を会社を見極め正しく投資する、そんな投資家になれたらいいと思います。

ds

みなさんもぜひ破天荒フェニックス読んでみてください。きっと何か得られるものがあると思います。

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この記事を書いた人

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2017年から投資を開始した旅行好き初心者投資家です
2021年からWordPressでページ開設しました

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