最近投資に興味を持ち始めた方が増えました。
いろいろなところで株式投資ってどう始めたらいい?
とかどんな銘柄買ってるのという質問をされることが多く他にも困っている方がいるのでは?

そんな方のために簡単な投資用口座開設から売却までの流れをご紹介します。
口座開設
ネット証券での証券口座開設
なぜネット証券?
まず日本株に投資をするためには通常の銀行口座などとは別に証券会社などに投資用の口座を開設しなければいけません。
その中でも素早く開設でき、手数料が安いためネット証券から口座を開設して取引されることをおすすめします。
手数料には、実際に購入時にかかる手数料と、証券口座を管理するために管理する手数料があり、ほとんどのネット証券では管理手数料は無料、購入時手数料も少額の取引なら無料というところが多いです。
おすすめ証券会社
松井証券
私がおすすめする証券会社は松井証券です。あまり聞きなれない方もいるかもしれません。
私も初めて開設したのは松井証券だったのですが、正直最初は聞きなれなかったので少し不安でした。(笑)
しかし先ほど記述したように管理手数料はもちろん無料です。
購入時手数料が1日あたりの取引が50万円までの取引であれば、0円となっています。
100万円以上の取引では他の証券会社の方が安かったりしますが、1日に100万円購入することはなかなか無いと思いますので良いかと思います。

最近では25歳以下なら手数料が0円となるそうです。

松井証券は株主優待名人の桐谷さんなんかもよく紹介されていましたが、リサーチネットというページの中に株主優待制度などを検索するページが見やすいです。

他にも投資レポートなどのコンテンツも充実しているので、おすすめしています。
松井証券HPよりリサーチネット 松井証券HPより株主優待検索
画像は有名な居酒屋の鳥貴族です。
株価はもちろん、優待の内容が詳しく書かれており、写真などで優待のイメージ画像なども入っているためかなり見やすく使用しやすいと思います。

このあたりはページなどの見やすさなど個人の好み、使いやすさで選択すればいいと思います。
口座はいくつ持っていても無料なところが多いのでまずはどこか一つ口座を開設して、その後比べればいいかと思います。
その他にもロボアドバイザーのような投信工房というサービスだったりもありますので気になる方は、松井証券HPをみていただけるといいと思います。

他にも松井証券のYoutubeチャンネルなどで株式投資にまつわる動画が多数取り上げられていて、とても面白いのでぜひ見ていただきたいですね!

松井証券はこういった投資初心者や若者向けに発信するのに注力しています。
SBI証券
日本株を買うのであれば、SBI証券も良いと思います。
手数料は国内で最安クラスになっていますし、取扱商品が多かったり、Tポイントを利用できたりとメリットはたくさんあります。
またSBI証券は最近クレジットカードでの積み立て投資もできるようになります。
詳しくはブログ仲間のにのちゃんの記事をみていただけると口座開設からクレジットカードでの積み立てキャンペーンまで詳しく書かれているのでぜひこちらを参考にしてください。
たくさん優良記事を書かれているので、他の記事も合わせて見てみてください。

ブログ村やtwitterをアカウントを持っている方はにのちゃんのフォローも忘れずに!
日本株であれば、おすすめはこの2社くらいですかね。
他にもさまざまな証券会社がありますので、いろいろ調べて口座を開設してください。
証券口座とは?
証券口座を開くといっても実際に開設するときに、一般口座、特定口座源泉徴収あり、源泉徴収無し、NISA口座と4種類の口座を選択できます。

まず初心者の方は特定口座源泉徴収ありという口座で開設することをおすすめします。
本来なら配当を受け取ったり株を売却した時に利益が出ている場合に所得税・住民税を支払う必要があります。
この口座のメリットは証券会社が税額を計算したうえで、源泉徴収(売却益から税金をあらかじめ差し引く)をしてくれます。

税額の計算や、確定申告の手間が省けます。
この辺りはネットで調べるとすぐに出てきますが税金なども考慮してメリットのある口座開設をおすすめします。
正直NISAは自分の投資スタイルを確立してから、積み立てにするか、通常のNISAにするかと選択しても遅くはないと思います。

NISA口座は年間で口座が1口座までしか開けないのでそこも考慮して開設することをおすすめします。

ネットバンキングの開設
ネット証券で株を購入する際に事前入金が必要になってきます。
ネットバンキングを開設しておくと入金がスムーズに行え良いと思います。
メガバンクや大手ネットバンク系であればだいたいの証券会社で入金できます。
入金手数料が違ったり、楽天やSBIなどでは提携したネットバンクの方が金利などの優遇などもあります。

証券口座にあったネットバンクを開設しましょう。
銘柄の選び方
購入できる範囲で買ってみよう
購入する時の株価とは?
初めて株を購入するときは、株価とかよくわかりませんよね?

株価とよく言われてニュースなどで流れているのは1株あたりの値段になります。
購入単元とは?

日本株の場合は基本的に購入する単元と言われる購入単位が決められています。
100株を1単元として購入することになり、購入するときは株価×100株=購入資金(円)になるのです。つまり1株1000円と表示されている株を購入するためには×100株なので10万円必要になります!
とは言っても最近はそれだと購入できない方もいることから、少し手数料は必要ですが、分散投資したい方のために1株だったり100円など少額投資できるサービスも出てきています。

なかでもSBIネオモバイル証券は人気があって20代・30代などの若い方でもこの証券会社を利用している人を見かけます。
月額サービス利用料は200円(税抜き)かかるのですが期間固定Tポイントが200ポイントもらえます。
2021年現在なら約20円の消費税分を支払えば、1ヶ月の約定代金合計額が50万円以下までなんどでも取引ができます。
またTポイントを使って株を買うこともできるので、すぐにポイント効果も発揮できますね。
他にもマネックス証券のワン株というサービスでは購入時手数料が無料になりました!
下記の記事で詳しいサービスについて書いていますのでそちらもご覧ください。

SBIネオモバイル証券やマネックス証券などのサービスを活用しながら手に汗握らない程度の余裕資金で株を購入するといいでしょう!
好きな銘柄や身近な会社から
愛用する商品から
例えば私は愛用していませんがヤーマンという美容機器のメーカーがあります。
家電量販店に行っても美容機器などのランキングを見てもよく取り扱われていますが、そういった愛用されているような商品が多いメーカーの株を買ってみるとこともいいのかなと思います。
ヤーマンの株価は少し乱高下しますがコロナ禍の相場の中で3倍近い伸びを見せていて身の回りの物からお宝株が見つかるかもしれません。

よく使用するお店から
お店の中にはイオンであったり、マクドナルドであったり普段使いするお店の中から、購入を検討するのも良いかと思います。
マクドナルドなどはいつも人が混んでいたりとかすると肌感覚で業績よさそうだなとか感じることもできると思いますので、まずはそういった身近なお店からリサーチすることをおすすめします。
割安な銘柄を買ってみよう
PERから
PER(PriceEarningsRatio)は日本語でいうと株価収益率と言います。
その会社の1株当たりの純利益に対して何倍かというものを表しています。
倍率が高ければ高いほど、人気化していて株価が割高になっています。
よく言われるのは15倍から20倍くらいであると割安、それ以上であれば割高と言われたりします。
PBRから
PBR (PriceBookvalueRatio)日本語でいうと株価純資産倍率と言います。
1株あたりの純資産に対しての株価が何倍かというものを表しています。
これも倍率が高ければ高いほど割高です。よく言われるのは1倍切ると割安、1倍以下を割安といったりしますね。
また逆に1倍を超えると割高と言いたいところですが、1倍超えるのは平均的な感じがします。2倍を超えてくると割高と言われます。
業種などによっても変わってくるので、あくまで似たような業種の会社を比較するのに使うくらいに見ておくといいでしょう。
成長する株を買ってみよう
先ほど書いた指標などが割高な値で推移しているものは成長性を求めて購入されていることが多いです。

成長株を探す場合はEPS(Earnings Per Share)は1株あたりの利益を表す指標を基に推測されることが多いです。
この値が過去3年、5年、10年とある一定期間見て右肩上がりに順調に増えている株を購入されることが多いです。
成長株を探すための参考になる書籍としてウィリアム・J・オニールの成長株発掘法などが有名です。
カップウィズハンドルやCANSLIMという投資する前にチェックする項目など少し難しい話になるかもしれませんが、かなりファンの多い投資手法ではありますね。
オニールの本については別の記事で紹介していますのでそちらもご覧ください。

安定した経営をする会社を買ってみよう
有利子負債の額や、自己資本比率などを基に安定した株を購入されることもあります。
すべてが悪い借金ではありませんが、借金が膨らみ倒産する会社も少なくはありません。
長く株を持ち続けるためには大前提として、会社が継続して経営されていくことが必要です。

任天堂などが人気化するのはこういったところも選択肢として選ばれていることも有名です。
株主優待の内容で探してみよう
このあたりは株を購入したことが無い人でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
カタログギフトがもらえたり優待券やQUOカードがもらえるものまであります。

株主優待だけで生活している方もいたりというのは良くテレビなどでも取り扱われていますし、楽しみが増えるのでこういったものを目的に購入してもよいかもしれませんね。
高配当を出している企業から探してみよう
最近はFIREの影響なんかもあり高配当株の人気も復活してきています。

配当利回りという指標を見て3%以上出しているような株は好んで購入されることがあります。
配当利回りを基にスクリーニングして探すと良い企業が見つかると思います。
四季報を活用しよう
株式投資家にとってバイブルといっても過言ではない四季報と呼ばれる六法全書のように分厚い本があるのですが、そういった銘柄を探すために情報をさがすための本もありますので、ぜひ一度目を通してみて自分の知っている会社を調べたりして見てもいいでしょう。

詳しくは過去の記事を見ていただくと少し説明していますのでぜひ合わせて読んでください。

実際に買ってみよう!
入金額を確認

購入時は単元に気を付けて購入する分の金額を証券口座に入金しておく必要があります。
また証券口座によっては手数料は無料なのですが、一時的に手数料のようなものを預り金として入金しないといけないので、1単元分ギリギリの入金では買えないこともあるので、そういった条件もしっかり確認しておきましょう。
注文方法を選択して注文
注文方法は、指値(さしね)と言われる、1株当たりの値段を決めて注文するものや成行と言われる購入する意思表示をして市場の相場に合わせた株価で購入する方法などがあります。

正直指値で買うという株価を予測するような買い方はあまり効果が無いので、本当に欲しい株であれば成行で注文して確実に購入することをおすすめします。
注文して成立することを約定(やくじょう)と言いますが、約定すると晴れて株主となれます。
実際に株のやり取りは目に見えないですが、受渡日というのは厳密には2営業日後となりますので、実際はこの日から株主名簿に載ることになりますので、優待などを目的に購入する場合はこういったルールにも注意が必要です。
配当金・優待を使ってみよう
配当金の入金確認
決算月付近などの権利確定日と言われる日までに株を持っていると配当金をもらえることがあります。企業によって配当の割合や、配当金の有無なども変わってきますが、配当金をもらえるのはうれしいです。

始めてもらったときはちょっとしたお小遣い気分で、少額ではありますが嬉しかったです。
株主優待制度を活用
株主優待制度ではカッパ・クリエイトの優待を活用したことがあります。当時は100株で3000ポイントの株主優待ポイントがもらえたので、系列店で食事をするときに利用しました。

カッパ・クリエイトはコロワイドグループ傘下なので、コロワイドの優待ポイントをもらうことができ様々なお店で利用することができますのでおすすめですね。
売却してみよう!
注文方法の確認
売却時の注文方法は購入時と同じで指値や成行などがあります。
すぐに損切りしたい株であったり、ある程度売却益が出てすぐに売りたい株は、こちらも成行で売ればいいと思います。
売却
売却すると購入した時の費用と比べ、高く売れれば売却益が出ます。
その際は源泉徴収ありの口座であれば、所得税・住民税と場合によっては手数料と引かれた上で、証券口座に入金されます。
しかしすでに売却して損失が出ている場合は、損益通算という処理を証券会社が行ってくれたりします。しっかり税金なども頭に入れて売買できるといいですね!
また売却益が出てもすぐに銀行口座などに引き出せるわけではなく、実際は株の受渡日(2営業日後)が設けられていますので、その日が来るまで銀行口座へは引き出せないので注意が必要です。

しかし他の株を購入するなど、そういったところには証拠金として残っていますので、利用することができます。
まとめ
- まずは証券口座・ネットバンクを開設して準備をしよう!
- 身近なところから購入する銘柄を探してみよう!
- 購入方法を決めて注文する!
- 売買時は、受渡日などを考慮したうえで購入する!
参考:売買履歴を残そう!
最後に参考程度に売買履歴を起こしておくと良いと思いますので過去に書いた記事を載せておきます。


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