私は2017年5月から株式投資を行っています。
いつから始めたか、どんな銘柄を購入したかなどは覚えていなかったのですが、Excelでポートフォリオ管理をしていたおかげではっきりと振り返ることができました。
後々に振り返ると最初はポートフォリオを管理するにもいらないデータを入れていたり精度が低く、4年間で少しずつ改良していくことで使いやすく見やすいものになってきました。
そんなポートフォリオを作成してきた中で気づいたことを書いてみます。
Excelデータで振り返れること
初めて投資した銘柄
私が一番初めに投資した銘柄は大塚家具(8186)でした。

少し内容が分かりやすいように修正してますが、Excelで1行で残してありました。
どういった情報が残っていると、あとで振り替えられるかを記入していくと良いかは後述します。
大塚家具を振り返ると、お家騒動後揺れ動いている中、収益改善や経営再建される期待を寄せていた方も多く、私も割安感から投資をしました。
しかし、連日の揺れる経営陣の報道に11日後に売却しました。
投資判断の良否と、今後の判断へフィードバック
ここでは数百円プラスと良いのか結果がわからないですが、今振り返るとよかったですね。

結果大塚家具はジェットコースターのように下り坂に入るわけですが、こういった事例もあとでしっかり振り返れて、判断が正しかったかわかることで次の投資につながりそうです。
こういったことも振り返ることができて、投資判断と今の現状を比べられます。
このチャートは楽天証券の「MarketSpeed2」という無料で使えるツールです。
簡単にインストールできて見やすいのでとても重宝します。
チャートが見やすく、ここから日本株の購入や、米国株のポートフォリオ管理もできるためかなり使いやすいです。
見やすいポートフォリオを作成するポイント
残しておきたいデータ
2017年から少しずつ改良してきたデータを基に残しておきたいデータをご紹介します。
- 証券コードを記入しておく⇒後々振り返るときに銘柄で調べるよりも早く調べることができる。
- PERやPBR⇒当時の指標を残しておくと、どういった判断をしたかの目安になります。
- 為替情報⇒日米ドルしか残していませんが、米国株投資の際に市場の状態などがわかるため残しています。
- マーケット指標⇒日経平均株価、TOPIXやNYダウ、NASDAQなど相場全体の状態を把握できる。
- 手数料・税金情報⇒ポートフォリオ全体を1まとめで手数料や税金も含めたデータを見れるものは少ないです。
こういった情報を入れることで、証券会社などの簡易的にみられるポートフォリオと差別化はできます。
無くても良いデータ
逆に後々このデータいらないと削除しているものやしているものもあります。
- 必要以上の指数などの指標⇒自分のポートフォリオに関係ないデータは入れなくても良いです。
Excel機能のご紹介
私はシートを分けて情報を記入しています。
DB(データベース)になるような情報と、それを解析・可視化する情報を分けて記入しています。
購入情報・売却情報ページ

ここにDBとなるように購入した時に都度記入しています。
あとでまとめやすいように1株ずつ記入しています。
現在値を残す物と整理したDB

このシートでExcelの関数機能を使用しデータを抽出して、プチDBとしてまとめています。
購入時に1株ずつまとめていたのはExcelの関数機能で銘柄の名前がいくつ記入されているか数える機能があるのですが、この関数を活かすために1株ずつ記入していました。
こういったことを少しずつ自動化することでまとめる時間も大幅に削減できます。
他にも予定している配当金の積み上げが、将来どれくらいになるかを書いたりしています。
またここに株価などを反映させているのですが、株価は基本的に証券会社の口座からCSVファイルをダウンロードしてコピペで貼り付けています。
このコピペはExcelVBAというプログラム、わかりやすく言うとマクロで動かしてあげて、すぐにコピペできるようにしています。
日々のポートフォリオをの履歴を残すもの

ポートフォリオは取引が発生した毎に、記録を残しています。
それをどれくらいの配分で持っているか、グラフ化しています。
このグラフは一度登録しておくと、数値を入れ替えるだけで変化するので簡単です。
ここは基本的にはExcelVBAの機能を利用して、以前作成したシートをコピーして貼り付けた後
プチDBからデータを書き込み、グラフに反映させています。
こういった日々の記録が残るの自分で作成したデータだからこそできます。
こういったExcelの機能を利用するのは最初は面倒にも思えますが、プログラミングの基礎的な知識などを習得出来て勉強になりますし、本業でもかなり活きてくるので学んで損は無いです

時間があるときに少しずつ作り上げていき、自分の使いやすいポートフォリオ管理をしてみましょう!

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