皆さんテンバガーという言葉はご存じですか?テンバガーとは株価が10倍以上になった株の事をこのように呼ぶことがあります。野球の塁打の事をバガーと呼ぶのですが、それの10倍10塁打みたいな感じの意味合いになるそうです。
私はテンバガーまではないのですが、最高セブンバガー(持っていれば)の株は追いかけてたことがあります。最近は2倍3倍になる株を発掘してきました(シュミレーション上)。
そんな伸びる株を見つけるべく、四季報の読み方と活用方法をご紹介させていただきます。

これを見れば伸びる株が探せるようになるかも?
四季報とは?
四季報は東洋経済さんから出版されている、日本国内上場企業を対象に企業業績や、独自の業績予報も掲載されています。
日本株投資家のバイブルとして人気を集めている書籍です。
四季報は四半期ごとに出版され、新春、春、夏、秋と3か月に1度発売されます。
楽天ブックスやAmazonで1か月前くらいから予約購入できます。私はポイントもたまるし買いに行く手間も省けるのでネットで購入しています。四季報は投資を長く経験してきた、ベテラン向けだと思われていますが実はそうでもないのです。

冒頭に四季報の見方使い方と書かれているところに、見方が書かれています。ここにPERだったり、PBRだったり投資でよく使われる用語の解説も書かれていたりします。どんな情報がしk法に書かれているかというのはここを見れば解決します。

初心者の方でも解説を見ながら読み進めていけます。
四季報の良いところ
四季報の良いところは簡便的に素早く銘柄を探すことができるところです。
証券会社のスクリーニング機能などを使うと、すぐに見つかると思う方もいるかもしれませんが情報が古かったり、ふるいにかけるときに実は有望な銘柄も落ちるということが置きます。
実際自分が探している銘柄が四季報では見つかるのに、スクリーニング機能では情報が古く落ちることがよくありましたので私は四季報で探しています。
また四季報は決算短信を読む前に読んでいるのですが、すべての銘柄の決算短信を読んでいるときりがないです。
こんな感じで文字ズラーって感じでとてもすべて目を通すわけにはいきません・・・
本当は企業の経営状況や、今後の見通しなどについて書かれているのですべて目を通すべきなのですが
実際はそうはいきません。
ちなみにバフェットなんかはこういった企業から出てくるアニュアルレポートなどは何百社も見ているみたいですが、それは専業だからできるのかなとも思います。
だから私は決算短信を読む企業をスクリーニングするために四季報を使います。

だいたい購入しない企業は1秒で決めることができます。
四季報を読むうえで見ている指標
実際に自分が四季報を読む際に見ている指標と、この指標を見るうえで参考にしている書籍も紹介します。
「ファンダメンタル投資の教科書」 という書籍を参考にしています。
ちなみに「ファンダメンタル投資の教科書」はあっちゃんのYouTube大学でも最近取り上げられてましたが、読みやすいお勧めの本です。
四季報から⇒決算短信という流れはこの本で教えていただきました。
気になる方は画像リンクからAmazonで購入できるので手に取って見てみるのもいいでしょう。
四季報を開いてまず見る指標3選
ROEが12%以上を超えているか?
1秒で判断する基準としているのが、ROEです。
ROE(Return On Equity)が純利益を自己資本で割ったものが12%以上を超えているか?
これはどれだけ効率よく資本を使って稼ぐが出来ているかがわかります。
有利子負債が無いか?
簡単に言うと利子が付くような借金が無いかどうか?です。ここで株式投資の大事な大前提、その企業がつぶれるような企業体質になっていないか確認しています。
自己資本比率が50%を超えているか?
総資産のうち自己資産の割合はどれくらいか?これは50%は超えていてほしいかなと思います。
単純に考えていますが、50%超えれば借金返済してもなんとか会社は存続するよね?っていう考えです。
見方をまとめると・・・
指標を見るのは下から上に順番に見ていけるので簡単に見れます。
最後にPERやPBR、株価などを見て現実的に自分が買えそうな株なのか判断していたりします。

ここで気になる企業はさらに調整一株益を見たり、配当や株主優待もみたりします。ただ株主優待を探すなら、証券会社のページから見るのが写真もあったりして見やすいです。

こうやって一度確認した銘柄の指標はマーカーでマークしておきます。これは後から見返したときにどういった指標が参考になったかを結果と見比べるときに使うためにマークしています。
そして銘柄のところにポストイットを貼って、決算短信を見るときや、次号や、来年度の分と見比べる際の目印としてつけておきます。
これは有名な投資家のdaibouchouさん?も行っているみたいで真似させてもらっています。かなり後々役に立っています。これをだいたい1週間くらいで全銘柄、目を通して、いよいよ決算短信をみるようにします。
最近は日本株にフロッギーからしか投資してないので四季報のみ見て投資していますが、以前はここから決算短信を見て10年くらい遡ったりしながら、投資先を検討していました。
しかし四季報だけだとスポットで業績が伸びているところが見にくいのところもあるので決算短信を見て振り返ることをおすすめします!
こういった指標を見て業績を見ながら株価ウォッチしていくとやはり株価が2倍3倍なんてざらにありまして成長株を探すうえでこういった見方は必須だと思っています。
結論
- 投資家に大人気
- 簡便的に見るなら四季報一択?
- スクリーニング機能よりも情報は新しく、満遍なく見れる
- 1銘柄見るのにそんなに時間はかからない
- 効果は絶大???
こんな感じで今後も会社四季報を見ていこうと思います。
フロッギー投資が気になる方はこの記事も見てね
⇒日本株分散投資の最適?SMBC日興証券フロッギーで分散してみた!